水道技術研究センターが特別研究として平成23年度から平成25年度の3か年計画で実施した標記研究の成果を掲載しました。
この研究では、今後見込まれる浄水施設の更新需要の増加や水源水質の悪化状況を踏まえ、以下の2つのテーマを設定しました。
ファウリングは膜の寿命に大きな影響を与えます。この研究は膜の長寿命化によるライフサイクルコスト(LCC)低減を目的とし、新たな親水化材料を用いたファウリング抑制技術の検討を行いました。
異臭味等の対策として「オゾン+活性炭」による高度浄水処理が採用されていますが、この研究ではNF膜の高度浄水処理への適用可能性や展望について検討を行いました。