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令和7年度・研究課題公表による実証研究の募集

公募型実証研究支援事業(A-IDEA)

水に関する革新的技術を実証・評価・適用するプロジェクト(Aqua Innovation, Demonstration, Evaluation & Application)

水道をとりまく環境は大きく変化し、人口減少、施設老朽化、自然災害への対応に加えて、地球環境保全への配慮も水道事業者や企業にとってますます重要になっています。一方、新技術や新素材の開発により、飛躍的に水処理性能や運転エネルギー効率が良くなる、あるいは、測定できなかった水中微生物や化学物質が計測できるようになる、など革新的な技術が次々と生まれています。また、情報通信技術(ICT)やドローンなどのロボット技術の進展は、水道施設等の維持管理の省人化や自動化、適切な資産管理・施設等の更新事業などの推進にも役立てられます。解くべき課題は分離できず、個別の対応では不十分となります。水道界には、水道事業者、民間企業、行政、学界、非営利活動団体など、実に多くの関係者がいます。これらの関係者が協働し、公益的社会システムとしての水道に対する社会の認識を高め、水道をより高度な信頼性を持つシステムに高めなければなりません。
その具現化の一環として、水道技術研究センターは、水道事業者が抱える課題の解決につながる民間企業の新技術や新素材の検討、開発を支援することとし、水道事業者のフィールドで実証を行う必要がある研究を公募します。 

令和7年度公募概要

Standardコース公募期間:令和7年2月3日から令和7年4月25日)
Shortコース公募期間:令和7年2月3日から令和7年12月26日)
  

1.公募する実証研究テーマ

  • 実証研究期間が2年間の「Standardコース※11年間の「Shortコース※2があります。

  ※1:実証研究期間が2年間で、四季を通した実証が必要な研究が対象
  ※2:実証研究期間が1年間で、四季を通した実証が必要のない研究が対象

テーマ 解決すべき課題 対象コース
①水道事業における浄水処理の高度化に資する技術開発に関する研究かつ実フィールドでの実証を必要とする研究 ・原水水質の変動
・技術職員の減少
Standard
②水道事業における配水管網内の水質管理の高度化に資する技術開発に関する研究かつ実フィールドでの実証を必要とする研究 ・配水管の老朽化
・配水管内の滞留時間増加
Standard
情報技術の活用等による水道事業の基盤強化に資する研究かつ実フィールドでの実証を必要とする研究 ・水道施設の老朽化
・技術職員の減少
Standard
Short
水道施設の点検を含む維持・修繕の高度化に資する技術研究かつ実フィールドでの実証を必要とする研究 ・老朽化等による事故予防
・水道施設の長寿命化
・長期的な更新需要の把握
Standard
Short
  • 各テーマの目的は、募集要項をご確認ください。
  • なお、テーマ①~④とも令和6年度と同じテーマになります。
       

2.研究期間

Standardコース 令和7年5月中旬から令和9年3月末日まで。
なお、実フィールドでの実証を原則1年程度実施するものとします。
Shortコース 委託契約締結後1年間

  

3.応募資格

実証研究者は、次の条件に該当する者とします。なお、受け付け後に該当していないことが判明した場合は、研究支援を中止し、又は成果確認を取り消します。
(1)日本国内に本社・支社を有する者であること
(2)東京都暴力団排除条例(平成23年3月東京都条例第54号)第2条第4号に規定する暴力団関係者でないこと
  

4.応募方法

(1)提出書類
実証研究の支援を希望する者は、実証研究支援依頼書及び実証研究概要説明書その他必要な図書を提出します。

(2)提出先
下記問い合わせ先に同じ

(3)提出部数
A4判製本で10部(正1部、写9部)

(4)提出期限
Standardコース:令和7年4月25日(金)まで
Shortコース:令和7年12月26日(金)まで

(5)募集件数
両コースともに数件

(6)その他
応募に当たっては、「技術支援事業 公募型実証研究支援事業 規程集」をよく確認してください。
 

  

問い合わせ・提出先

(公財)水道技術研究センター  調査事業部 A-IDEA担当
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-28 K.I.S飯田橋ビル7F
 e-mail:a-idea@jwrc-net.or.jp
※迷惑メール対策のため、@を全角にしています。半角に修正して送信してください。

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