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持続可能な水道サービスのための管路技術に関する研究(e-Pipeプロジェクト)研究内容

共同研究費による研究(2)

2-1.管路施設のライフサイクルアセスメント(LCA)に関する研究

水道事業は、水循環の一部を利用しながら、国民生活の維持や経済活動基盤として重要な役割を担っている。一方、今日の水道事業は、地球温暖化に代表される地球環境問題の影響による気候変動などに対し、環境保全に配慮しつつ、安全・安心な水を持続的に安定供給していくことを強く求められている。
本研究では、図4に示す研究フローに基づき、今後地球レベルでの設定が見込まれる環境負荷低減目標を達成するための準備の推進を研究テーマとし、水道施設の運転のみならず、施設建設・更新も考慮した環境負荷の現状及び立案した環境対策を評価するためのツールとして利用できる「水道版LCA手法」を開発した。

LCA研究フロー

図4 LCAに関する研究フロー

 

2-2.事業体及び住民に対する事業・更新PR手法に関する研究

水道事業は、受益者負担を原則として、「水道料金」で維持運営されている公益事業であり、水道サービスの主たる顧客は、その地域住民である。この住民に対して、水道施設の老朽度や耐震性等の定量的な評価、常に蛇口から飲める水を供給するための水道関係者の日常的な努力、水道事業の経営の状況等を正しくわかり易く伝えることで、住民の理解と協力を得て、安定した水道事業を継続していくことが重要である。
本研究では、水道事業体・インフラ系企業・広告代理店等に、アンケート調査やヒアリング調査を実施した。その結果、これまで水道事業体ではPRしにくかった「老朽管更新」をテーマとし、クロスメディア手法によるWEB誘導型のPR手法の効果について実験的検証を行った。(図5・図6)

PR実験フロー

図5 PR効果検証実験のフロー

 

WEB画面

図6 WEBサイトのトップ画面