わが国では、管路や施設の老朽化が進む一方で、水道に携わる職員数は減少していることから、より効率的な水道施設の更新および維持管理が求められている。したがって、将来にわたって水道サービスを維持・向上していくためには、水道管路システムを効率的に強靭化させるとともに、デジタル技術の活用などによって業務や管路システムを高度化させる必要があると考えられる。
このような背景から、水道技術研究センターでは令和5年度から3年間にわたって 大学、水道事業体、民間企業の産官学が連携した 新規管路共同研究プロジェクトを開始することとし 、 下記により参加企業を募集いたします。
水道サービスを維持・向上させることを目指して、水道管路システムの効率的な強靭化手法や、水道管路システムをより高度に維持管理するための手法を明らかにする 。
テーマ@(案):水道管路システムの強靭化に関する研究
テーマA(案):水道管路システムの高度化に関する研究
新規管路共同研究プロジェクトへ応募する企業は、下記の条件をすべて満たすこととする。
(1) 研究テーマに関連した技術および知見を有すること。
(2) 各種委員会へ委員として参加し、委員会活動資料の作成等に積極的に協力できる技術者を派遣できること。
令和5年7月31日(月)まで
令和5年度から令和7年度末までの3ヵ年
※)令和8年度は、成果普及活動期間とし、委員の任期は4ヵ年とする。
本研究に参画する企業は、研究費を令和5年度から令和7年度まで下記の通り負担する。
会員企業 |
年額:1,650,000円(税込) |
非会員企業 |
年額:2,200,000円(税込) |
学識者、水道事業体委員、企業委員で構成する「研究委員会」を設立し、この委員会で研究目標および成果目標を設定する。
(1) 応募企業から提出された参加申込書をもとに審査を行い、共同研究者を選考する。
(2) 選考結果は、後日応募企業へ通知する。
(3) 決定した共同研究者と当センターで協定を締結し研究を開始する。
新規管路共同研究プロジェクトの概要を参照の上、参加申込書に必要事項を記入し 、Eメールにてお申込みください。
参加申込書(word形式)
新規管路共同研究プロジェクトの概要(pdf形式)