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New-Smart プロジェクト」参加募集

New-Smart (ニュー・スマート):
Next Era for Water - Sustainable, Manageable and Reliable Technology
(次世代の水道へ〜持続可能な扱いやすく信頼できる技術〜)

 

 水道技術研究センターでは、水道のスマート化が水道事業の最適化や効率化等に貢献するものと考え、その取組の一環として、2017年8月に産官学連携による「A-Smartプロジェクト」を発足しました。第1期の取組みの成果物として、2018 年3 月に「スマート水道メーター導入の手引き」を発行しました。2018年度からは、新規メンバーを加えた2ヵ年計画の「第2期A-Smartプロジェクト」を開始し、スマート水道メーターの導入を検討する際に必要となる仕様(骨子)の作成や、通信等の実証実験(水道単独及び電力との共同検針)を進め、その内容をまとめた「A-Smartプロジェクト‐スマート水道メーターの普及に向けて‐」を発刊しました。2020年度から3カ年計画として立ち上げを行った「第3期A-Smartプロジェクト」では多くの水道事業体や企業の皆さまにご参加いただき、スマート水道メーターの導入を検討する際に必要となる利活用方策やボックス材質による通信等の実証実験、電力等の共同検針等の成果などの研究を進めてきました。
 2023年度からは、第1期〜3期での成果を踏まえ、今後取り組むべき課題について更なる検証・実験等を行い、スマート水道メーターの普及・促進に繋がるような取組みを加速するため、新たに3ヵ年計画でのNew-Smartプロジェクトを発足しますので、水道事業体及び企業の方々の参加メンバーを募集します。

 

1.募集概要

(1)スマート水道メーターに関する取組みのあゆみと目的
 水道技術研究センターでは、これまでのプロジェクトで見出された成果及び課題などを踏まえつつ、水道のスマート化の進展を目指し、2023年度から3ヵ年計画で新規プロジェクト(New-Smart プロジェクト)を実施するものです。

 

(参考)水道技術研究センターにおけるスマート水道メーターに関する取組みのあゆみ
実施年度 プロジェクト名 内容・成果物
2013〜2014 水道分野におけるスマートメーターに関する勉強会 スマート水道メーターの特性や課題等の把握
2015〜2016 水道スマートメーターに関する協議会 実証研究に取組む事業体を中心とした事業体間での情報共有、意見交換
2017 第1期A-Smart プロジェクト スマート水道メーター導入に向けた手引きの作成
2018〜2019 第2期A-Smart プロジェクト スマート水道メーター導入に係る仕様(骨子)の作成、スマート水道メーターに適した通信等の実証実験
2020〜2022 第3期A-Smart プロジェクト 共同検針等の検討、メーターボックス蓋材質の違いによる実証実験、データの利活用方策の検討 など

※第1〜3期A-Smart プロジェクトについては、こちらをご参照ください。  リンク

 

(2)実施体制とテーマ(案)
 各検討チームのリーダー及びサブリーダーを学識者とし、水道事業体及び企業の「産官学」のメンバーで構成します。また、全メンバーが参加するNew-Smart プロジェクト会議において、情報共有及び協議を行います。具体的な実施体制はプロジェクト参加者で協議の上、決定します。
なお、以下の体制及び内容は案であり、参加事業体及び参加企業の数、参加メンバーの意見、予算規模等によって、見直し・変更(テーマの取り下げや追加)があり得ることにご留意ください。

 

 

※チームH:「Hard面をHigh Grade(高規格を目指して)」をコンセプトに活動予定
※チームS:「Soft面をSuperior(優れたものに目指して)」をコンセプトに活動予定
※各検討チームで必要に応じて作業部会を設置する予定

 

2.実施期間

  • 2023年8月から2026年3月まで(予定)
  • New-Smart プロジェクト会議は年3回を予定します。

3.募集範囲

(1)水道事業体メンバーの募集範囲

  • スマート水道メーターの導入について、実施中又は検討中、検討予定の事業体
  • スマート水道メーターについて、情報交換や情報共有を図りたい事業体

(2)企業メンバーの募集範囲

  • 電子式水道メーター(スマート水道メーター)の製造又は販売企業
  • スマート水道メーターを利用した検針業務を実施している又は今後実施する可能性がある企業
  • スマート水道メーターの通信業務を実施している又は今後実施する可能性がある企業
  • 水道メーターのボックス等の付帯設備を製造している企業
  • コンサルタント企業
  • 電力、ガスのスマートメーター化に取り組んでいる企業

【注記】プロジェクト開始後の企業メンバーの途中参加は受付けません。

 

(3)企業メンバーの参加資格

  • 別途定める参加費用を期日までに支払うこと。
  • 水道又はスマートメーターに関する実績又は知見を有するとともに、水道のスマート化に関する提案ができること。
  • 水道又はスマートメーターに知見を有する者をプロジェクトへ参加させること。
  • 東京都暴力団排除条例(平成23年3月東京都条例第54号)第2条第4号に規定する暴力団関係者でないこと。

4.費用負担

 本プロジェクトの参加費用は以下のとおりとします。なお、プロジェクト参加に係る交通費・宿泊費等は、参加者の区分に関わらず参加者の負担とします。
 (注)プロジェクトの開催場所は当センターを基本としますが、必要に応じて開催地を変更することがあります。

 

表 参加者区分と参加費(単年度、税込)
参加メンバー区分
第3期A-Smart プロジェクト
からの継続参加メンバー
新規参加メンバー
※初年度のみ
翌年度からは左欄に同じ
水道事業体
無料
無料
民間企業等(センター会員)
33万円
88万円
民間企業等(センター非会員)
66万円
121万円

 

5.応募方法

(1)参加方法

 会則(案)をご確認の上、参加申込書に必要事項を記入し、電子メール、FAX、郵送等で提出してください。
 会則(案)及び参加申込書はこちらからダウンロードできます。

会則(案)(pdf形式)    参加申込書(Word形式)

 

(2)募集期限

 2023年7月14日(金)まで

6.審査

 参加申込書をもとに審査を行い、選考結果は後日、応募者に通知します。

 

 

  問合せ先  

公益財団法人水道技術研究センター 調査事業部 野村 西崎 築山
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-28 K.I.S飯田橋ビル7F
TEL:03-5805-0264     FAX:03-5805-0265
e-mail:smart@jwrc-net.or.jp
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