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概要

底送・配水管の維持管理・更新に関する研究(A-MARINE)

研究背景

水道施設の多くは高度経済成長期に整備されたことから、近年、更新時期を迎えつつあります。海底送・配水管についても同様な状況にある中で、管体調査方法や更新方法など道路下に埋設された管とは異なる課題が顕在化してきています。
このため、公益財団法人水道技術研究センターでは、海底送・配水管を保有する水道事業体間の情報共有の場として、「海底送・配水管に関する情報交換会」を平成30年度から令和元年度にかけ計3回実施しました。この中で、水道事業体が実際に対応した、海底送・配水管の更新・修繕・点検等の手法について情報共有を行いました。また、更新や修繕・点検に取組めていない水道事業体の存在と、課題についても把握することができました。それらを踏まえ、さらに海底送・配水管の維持管理・更新に関する研究を進めていくため、令和2年度にA-MARINEプロジェクトを発足しました。
  

研究概要

海底送・配水管については、その特殊性から維持管理・更新の手法を確立できていない事業体が存在するのが現状です。令和2年度は11事業体7企業に参画いただき、情報交換会で得られなかった、より詳細の情報を収集し、海底送・配水管に関する知識・経験を整理することで、今後の海底送・配水管に関する維持管理・更新の一助となる事例集の作成を行いました。令和3年度も引き続き事例収集を行いました。
  

内容

海底送・配水管を保有する事業体へのヒアリング調査を行い、収集した事例を「調査・点検」「漏水事故」「更新・新設」に分類し事例集を作成しました。また海底送・配水管に関する企業技術についても事例集へ掲載しました。

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