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概要

研究背景

平成7年の兵庫県南部地震で生じた水道施設の甚大な被害を契機に、水道施設における地震対策の重要性が注目されています。水道施設の内、管路に対する地震被害に着目すると、継手の抜けや管体破損による断水、漏水が発生しており、兵庫県南部地震の管路被害実績をもとに、管路の地震被害予測手法が開発されてきました。
当センターでは、平成20年度から22年度の3ヵ年にわたって実施した厚生労働科学研究費補助金による「健康リスク低減のための新たな浄水プロセス及び管路更新手法の開発に関する研究」の一環として、「地震による管路被害予測に関する研究」を行い、一定の成果を得ています。
その後も、平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震により、水道管路についても新たに広い範囲で多くの被害が確認され、東北地方太平洋沖地震で得られた知見を、これまでに提案された被害予測手法に加えることにより、より精度を高めた管路被害予測手法を確立することを目的としたものです。
  

研究期間

平成23年度~平成24年度の2ヵ年
  

研究概要

管路被害予測式の検証

東北地方太平洋沖地震の水道管路被害データを収集し、平成20年度から平成22年度までに行った「地震による管路被害予測等に関する研究」で提案された管路被害予測式の検証を行いました。
  

管路被害予測式(改訂版)の提案

検証結果に基づき管路被害予測式の改定を行いました。
  

研究成果の紹介

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No.2012-03  地震による管路被害予測の確立に向けた研究報告書
頒布価格(送料共) センター会員1,200円 非会員1,900円

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