概要
水道情報データベース等の構築
目的
管路の漏水事故情報*は、個々の水道事業体がそれぞれの単位で情報を収集し、維持管理や更新計画の立案等に活用されています。しかし、個々の水道事業体単位では、データ数に限りがあり、長期的な計画立案のためには十分な情報が得られていないとも考えられます。
そこで、当センターは、個々の水道事業体が効率的な管路の維持管理や更新を行っていく上で役立つ情報を提供することを目的に、平成16年から10年間分の情報を、全国の水道事業体から、漏水事故情報を収集してきました。
* 漏水事故情報:管種・継手・口径・経過年数・事故要因・事故箇所
研究期間
平成23年度~
事業の取組み
平成28年度は、これまでに収集したデータの活用目的が不明確で、アンケート調査への回答数が減少しているといった課題があることから、活動内容を見直すため「管路情報検討会」を設置しました。「管路情報検討会」では、管路情報に係る業務の現状把握、活用目的の検討、調査内容の検討を実施しています。