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浄水施設簡易耐震診断の手引きについて

経年化浄水施設における原水水質悪化等への対応に関する研究

手引きについて

水道技術研究センターでは、平成23年度から平成25年度にかけて実施した厚生労働科学研究「経年化浄水施設における原水水質悪化等への対応に関する研究」の研究成果として、「浄水施設簡易耐震診断の手引き」及び「高濁度原水への対応の手引き」を取りまとめました。この「浄水施設簡易耐耐震診断の手引き」では、簡易耐震診断の実施手順や詳細耐震診断の優先順位付けの手法をまとめています。また、本手引きを水道関係者の皆様に広くご活用いただくため、本手引きのPDF版を掲載いたしました。
  

手引きの内容

簡易耐震診断とは

本手引きにおける簡易耐震診断とは、浄水施設(一部、取水施設、総配水施設を含む)の「耐震性を簡易耐震診断表によって簡易的に判定し、詳細耐震診断実施の優先順位を設定する」ことを目的とするもので、「耐震化計画を検討する際の参考として使用する」こともできます。また、簡易耐震診断は詳細耐震診断に比べると耐震性判定の精度が低いため詳細耐震診断の結果を保証するものではなく、耐震性の有無の判定、及び耐震性強度の検討(どの部材をどの程度、どのように補強するかなど)は、詳細耐震診断によって行う必要があります。
  

手引きの使い方

本手引きの冒頭部に「簡易耐震診断の基礎知識」として、目的と精度、適用範囲と条件、簡易耐震診断に必要な資料など、本書の使い方を紹介しております。「1章_はじめよう!簡易耐震診断‐新簡易耐震診断表の使い方‐」では、モデル構造物を用いて適用方法や計算例を示しており、簡易耐震診断の実施方法や詳細耐震診断の優先順位付けが本章のみの理解でも可能となるよう、分りやすい解説に努めました。「2章 簡易耐震診断の解説」では、新簡易診断表における作成の背景情報として、水道施設耐震工法指針等の変遷や既往簡易耐震診断表の問題点、新簡易耐震診断の考え方など、より診断知識を深めていただくための解説書として取りまとめました。
  

簡易耐震診断表

本手引きでは、簡易耐震診断する際、「簡易耐震診断表」、「影響範囲算出表」、「耐震性改善必要度算出表」、と3つ表を使用し、診断します。本ページにExcelシートを掲載しておりますので、ご利用ください。
  

浄水施設簡易耐震診断の手引き

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簡易耐震診断シート

  
「高濁度原水への対応の手引き」はこちらをご覧ください リンク

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