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維持管理状態診断
予防保全型維持管理の重要性評価手法の研究
水道事業体が自ら維持管理レベルを評価する手法を提案しました。
評価結果は、レーダーチャートやグラフで表し「見える化」します。
事業体特性の把握は、水道統計より算出可能なPI(業務指標)を用いることとしました。
事業体特性のカテゴリーは、「管路環境」、「管路状況」、「経営状況」、「更新や耐震化への取組み」、「維持管理への取組み状況」の5つをあげました。
これらカテゴリー順ごとに代表するPIとして、「配水管延長密度」、「経年化管路率」、「経常収支比率」「有収率」を選定しました。
評価は、PIをしきい値により5段階に分類してレーダーチャートで示します。
評価項目は、維持管理情報で15項目、維持管理業務で16項目を選定しました。
評価は、評価基準に従って項目ごとにチェック形式で5点満点で行います。
評価結果は、レーダーチャートに示すことで、取組みが十分な項目、不十分な項目が把握できます。
維持管理レベルの総合評価は、項目別の評価点に重み付けをし、それらの合計点を100点満点に換算して行います。
結果をグラフにすることで、維持管理情報と維持管理業務のレベルを相対的に評価できます。